イップスの技術的克服

 

「近距離の投げ方が分からなくなった」という所謂イップスと呼ばれる症状をお持ちの方、もしくは誤った指導でイップス発症リスクを下げたい指導者の方を対象とする記事を整理しています。正しい送球の動きと技術的なイップス発症メカニズムを解説し、その克服方法や、誤った指導方法も紹介します。あくまで技術的側面に着目します。球がひっかかる、指から離れない、手首が固まる。これらは技術的に説明できるので、精神的原因を疑う前にチェックすべき点があります。

イップスの技術的克服

センスを感じさせる柔らかいスローイングのたった1つのポイント(「どこで」脱力するか)

脱力のタイミングを意識することで、野球センス溢れる「テイクバックからの腕のほどき方(最大外旋位の作り方)」、言い換えれば「腕の柔らかい使い方」、「柔らかいスローイング」と呼ばれるものを行うことができるようになります。
イップスの技術的克服

【野球】(スローイング)タテ投げ?ヨコ投げ?右肘をケガから守る左肘の上下運動

スローイングはタテ投げであるべき理由を説明しています。コントロールがブレないこと、力を入れやすいこと、更にタテ投げを行うために重要な肘の上下運動が右肘が上がらない問題も解決します。
イップスの技術的克服

【野球】投げる時のグローブの位置(スローイングの起点を作る)

余裕すらある状況なのに暴投をしてしまうことがあります。そうした送球ミスを防ぐための実践的な考え方を紹介します。重要なのは投げる動作の前に起点となる別の動作を意識的に作ることです。手の動きに意識を集中させないという点でイップス対策にもなります。
イップスの技術的克服

【野球】(イップス論④)誘発リスクのある練習法

指導方法の中で、プレイヤーに誤ったイメージを植え付ける可能性があるものを指摘していきます。誤ったイメージを持つことはイップス発症のリスクを高めます。イップスの原因の一つは情報過多だとも言われます。自分で情報を取捨選択しなければなりません。
イップスの技術的克服

【野球】(イップス論③)実践的・技術的な克服方法(正しいスナップスローとは)

実践的・技術的なイップスの克服方法は、本当に正しいスナップスローを習得することです。多くの内野手は、投げた後、腕を回し切らずに送球方向に手を向けたままにしていますが、あれにどういう意味があるのかきちんと説明できる人は少ないでしょう。
イップスの技術的克服

【野球】(イップス論②)なぜ必要以上に前で送球しようとするのか(誤イメージの形成原因)

誤ったイメージが送球難を生みます。その誤イメージは①指導法による勘違い(「前で投げろ」の真意とは)、②残像による勘違い、③『置きに行く』本能(ダーツ投法仮説)、の3つで説明できます。
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【野球】(イップス論①)リリースポイントの誤解

イップスとは何かをまず説明した上で、イップスの人が陥っているリリースポイントの勘違いを解説していきます。心理的要因よりもまずは技術的要因を疑わなければなりません。
イップスの技術的克服

【野球】【イップス論まとめ】技術的な克服策とは(スローイングの基礎講座)

送球イップスの克服に際しては、精神的原因を疑う前に技術的な原因がないか確認が必要です。特に、正しいリリースポイントのイメージを誤解している可能性が高いです。顔の前で投げようとしていませんか。
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