全員が習得すべきバッティングの4大原則 〜基本であり極意〜

バッティング

△△打法と言われるものが色々あります。私の時代ですと「うねり打法」「シンクロ打法」などが流行っていて、私も練習していました。しかし、今思えばそういったことよりもにつけるべき基礎的な動きは別にあった思います。色々試行錯誤する楽しみはありましたが、今タイムスリップできるなら昔の自分に教えてあげたいことを紹介していきます。

打撃の4つの大原則

先に教えなければならないバッティングの根幹は、シンプルで以下の4つだけです。

  1. コンタクトまでの助走距離をしっかり取ること
  2. 脱力(コンタクト時も)
  3. 良いポイントで打つ(実は「2’」)
  4. センターオーバーにかっ飛ばすイメージで

私が今まで教わったことのある指導は例えば以下のようなものがあります。

  • 「下半身の力を伝えるには内腿をぶつけるイメージで〜」※下で説明しているようにこれはステップ幅が大きい打者の場合、イメージではなく実際です。
  • 「肘を絞って、手首の角度は〜」
  • 「インサイドアウトで〜」
  • 「両内ももで地面を噛むように〜」

色んなことを教える指導者がいますし、間違っているわけでもありません。しかし、ベースである4原則について、意外にも頭から抜け落ちているプレイヤーは多いのです。指導者の皆さんはここから教えて上げてほしいなと思います。

参考にすべき動画

一方でプロで活躍される選手も結局は4原則に近いシンプルな考え方に戻ってくるのではと思っています。西武ライオンズの中村剛也選手は森本稀哲元日本ハムファイターズ外野手のYouTubeチャンネル内で打撃についてこう述べています。

中村剛也選手本人が実演!自然なフォームに隠された“飛ばしの極意”に元西武ライオンズ森本が迫る!

「力は要らない」「タイミング」「ポイント」「自然に力が入ってスイングスピードが上がるところで打てれば勝手に(球は)飛んでいく」と中村剛也選手は言っています。このシリーズはこの中村選手が言うところを分かりやすく言語化していく試みです。

4原則の詳細

ではこれから、4つの原則について一つずつ見ていきます。以下のリンク先をご覧ください。

1.コンタクトまでの助走距離をしっかり取ること

2.脱力(コンタクト時も) と3.良いポイントで打つ

4.センターオーバーにかっ飛ばすイメージで

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