こんにちは。野球大学のヤスです。
「近距離の投げ方が分からなくなった」という所謂イップスと呼ばれる症状をお持ちの方、もしくは誤った指導でイップス発症リスクを下げたい指導者の方を対象とする記事を整理しています。正しい送球の動きと技術的なイップス発症メカニズムを解説し、その克服方法や、誤った指導方法も紹介します。あくまで技術的側面に着目します。球がひっかかる、指から離れない、手首が固まる。これらは技術的に説明できるので、精神的原因を疑う前にチェックすべき点があります。本当にスローイングの基礎ができてるのか。
結論を言うと、イップス発症の理由は、リリースポイントのイメージを誤解していることにあります。球に力を伝えるには、カラダの横あたりの視界には入らない位置で、肘を伸ばし切らなければなりません。目に見えるような顔の前の位置でリリースするという勘違いをして投球動作に入ってしまうと、力のある球が投げられない。
近距離のキャッチボールが苦手で置きにいってしまうという方も改善可能です。以下の記事で詳しく説明していきますので、関心のあるタイトルのものから読んでいただければと思います。
①リリースポイントの誤解
②誤イメージの形成原因
③実践的・技術的な克服方法(正しいスナップスロー)
④イップス誘発リスクのある練習方法
⑤投げるときのグローブの位置はなぜココ??(スローイングの起点を作る)
⑥スローイングはタテ投げ?ヨコ投げ?重要なのは左肘の上下運動
コメント